夏の終わり
今年も今回の台風でシーズン終了ですね。
夏の終わり、寂しいな。
コロナはあったけど、3月にまだバックカントリーをやっていて「早くテンカラに移行せねば」と考えていたことからすると、テンカラに鮎にだいぶ整理出来たシーズンだった。
テンカラは冬の間から考えていたことをある程度自信を持てるまで持っていけたし
活性が低い時の精度向上
沈めだした後にも一辺倒にならず、ポイントや活性によってフレキシブル対応
活性によるポイントの取捨選択
尺以上の大物への対応
鮎も「これが自分の標準、尺はとれる」と言える仕掛けを確立し、オトリ1匹でもほぼ問題なく対応できる状態には出来た(と思う笑)。
結果として、テンカラはブラウンは40cm、鮎は近場しかいけないものの巴川で25cmまで。今までサイズはあまり気にしなかったが、サイズを意識して狙うことでコンディションの読みや仕掛け、かけた後の対応はより洗練されたように思う。
活性が低い時の鮎の釣り方だけ課題だけど、それは来年のお楽しみ課題ということにしておこう(^^;
さ、バックカントリーが始まるまで、秋の段戸川増殖に精を出し、せっせと仕事しよ。
。
寂しいですが、季節の移り変わりがあるってメリハリがきいていいですね。
段戸川のブラウントラウト
コロナウィルスによる緊急事態宣言の間に季節は移り変わっていました。
例年、5月になると段戸川では尺を超える大型ブラウンが毛鉤にかかり始めます。
今年もその時期がやってきていました。
テンカラで尺を越えて、50くらいまでのネイティブブラウンを釣るのは非常に面白い(^^
コンディションを見極め、ハリスや結束部分で切られないように仕掛けを工夫し、かけた後も走られないようにいなす方法を考えて、取り込み場所を予測して、ようやく取り込める。
今年はNさんのアドバイスにより、渓流ダモではなく鮎ダモを使うようになり、取り込みが少し安定しました
どれか一つかけてもテンカラだとキャッチできないので、まぐれはなかなかありません。
狙ってGETする面白さ。
先日は50クラスをかけれたものの、ハリスを切られました。
良いコンディションだとはわかっていたのに、準備不足(^^;
Nさんはしっかり50をテンカラでキャッチしている、流石です。
尺を超える大型をキャッチするには、まず何より大型個体が動くコンディションを見極めるのが重要そう。
雨による増水、早朝/夕方。
小さいのはいつでも食ってくるけど、ある程度大きくなると動く時しか動かないようにみえます。
時間が出来たらサツキマスをテンカラで釣ってみたいと思うのですが、大型個体が動くコンディションがあるってのは一緒で、適当に行ってもまず釣れないんだろうなと思う。
さて、今年はあと何回良いコンディションが来た時に、自由にテンカラにいけるのか?
そのタイミングではしっかり準備をしていこう!
#ルアーにすれば70まではいけるはずなんで、これもZ地点からのテンカラでは攻めきれない大物ポイントで1回くらいはやりたい。
コロナ対策諸々
ここ最近、段戸川関係だけでもコロナウィルス対策でいろいろと延期や中止の判断が続きました。
イベント単体ではなく、副次的な効果を色々と考えて企画していただけに非常に残念ですが、妥当な判断だと思います。
①4月毎週末テンカラ講習会の延期
②4月飯田さんルアー講習会の延期
③4/23 フライ講習会の延期
④4/12放流イベントの中止
⑤ふっとばせコロナキャンペーンの実施(これだけ前向き)
その他にもCWPは4/14時点で完全テレワークで、少なくとも4月の間に会社に行くことはほとんどないはずです。
当初、ぶっちゃけ私自身それほどのことに考えていなかったのですが、段戸川倶楽部の皆さんと意見交換をしつつ、色々な研究者の方々の発信情報を調べて考えた結果、かなり考えを改めました。
現時点では「人と人との接触を徹底的に減らす」を少なくとも1年スパンで考えたいと思い、大まかなことはたまたま丁度良かったので「danboの利用停止」に書いてみました。
私達市民レベルで出来ることの最重要事項は「ワクチンが開発されるまでの期間、人と人との接触を徹底的に減らす」です。
一方で1年以上の長い期間でこれを続けなければいけないため、適度な息抜きもしつつの話になります(社会的には生活を維持するレベルのサービスを止めてはいけないのと同じ)。
渓流釣りは「行ってきます」から「ただいま」まで接触者を0に出来ます。
弁当を持って、人との接触を0にし、釣果は医療関係者の知人・友人のことを想像してSNS等にアップせず、心にしまっておくくらいが良いのはないかと思います。
接触を減らしさえすれば、抑え込むことが出来ます。
多くの接触を生み出す可能性のあるイベント主催者や施設管理者はもちろんのことですが、一人一人が強く接触を減らす意識を持ち、行動を変えていきましょう。
早く皆で集まって、楽しくイベントや会社活動を出来ますように(^^
反応がないアタリをとる
また、BCの記事が先頭に来てしまっていたので、季節にあわせてテンカラ巻き返し(^^
最近テンカラで練習していることを備忘にメモ。
課題は「反応がないアタリをとる」
つまり、魚が水中で反転する姿も見えなければ、糸ふけもない、ラインがとまることすらないようなアタリです。
<テンカラ新戦術>の中でも高橋さんが「魚はいつも毛鉤を見ていると思う」と言っていた。
まさにそう考えていて、反応がないアタリが実は全体の3割以上はあり、それらのアタリを全て逃しているんじゃないだろうか?と考えたのが事の始まり。
特に、3月のように魚が底深くから動かず活性が低い時にはそうなっていると思う。毛鉤が流れてくれば底付近で近くによって毛鉤をつついたり、観察したりはしているはず。
魚は人間と違って悩んで食欲がなくなったりしないはずで、常に食うことに全力投球してると思うんですよね。
こんなケースをかけれるようになりたい。
で、このような課題に対策は何をしているか?というと「ききアワセ」の徹底。
魚が出る場所を予測し、その数m上流から流すという基本はそのままだが、魚が出る(と予想している)場所では必ずききアワセを入れる。
普通であればラインに変化がなければアワセないが、強制的に必ず入れる。
今シーズン3月は毛鉤を沈めてこれをやっていた。
結果として何が起こるかというと「スレがかり」「毛鉤が口の外側からかかる」ということが増えた。その数は通常のアタリからのHitよりも多かった。
良い結果が出ていると思う。
魚はガン玉やラインとハリスの結び目などをつついている時もある。その時にききアワセをいれると、スレがかりや口の外側からかかるケースが増える。
去年までの普通の釣り方では10回に1回もなかったのが、今年はこれまで半分以上そのパターン!
スレがかりに対して「うまく流すことが出来ずかけれなかった、恥ずかしい」と思っていたのが、今は狙い通りのことをやれているという勲章に笑
盛期であればガバっとでるんで、皆あまり釣果は変わらなくなると思うが、活性が低い時や先行者がいて沈めて対応する時、濁った時などに反応がないアタリをとれるか?どうかで大きく釣果が変わると思う。
仕掛けも少し試していて、フライのドロッパーシステムでやることがある。
つまりリードフライがかけ針になる。おそらく活性が低い時の強力な武器になるのは間違えないが、実験結果としてのスレがかりはいいけど、それを目指したいわけではないのでほどほどに(^^;
あくまでノーマルにくわせる延長で反応がないアタリをとれるようになりたい。
現時点での課題はこんなとこ。
- ききアワセを2回いれる場合の1回目の強さ
- ききアワセでかかった場合の2発目の強アワセ
- ききアワセを入れなくても、少し待てば普通にかかったんじゃないか疑惑(つまり活性が高い時、ききアワセなしでもいけるコンディションとの見極め)
濁った時にも釣れるようになるはずだし、2回のききアワセを入れながらテンポよく打てるのはテンカラならではの武器のはずだ。
ルアーよりも多く反応を引き出せるようになる日が来るか?!
2020年3月25日 唐松沢本谷BCスキー、26日ride&fish源流釣行
今期バックカントリーの締めに唐松沢本谷に行ってきました。
良いコンディションに恵まれ、これで今後はテンカラに本腰入れれます(^^/
写真や動画をペタペタっと。
ここまでくると、あれだけたくさんいたBCボーダー/スキーヤーの皆さんは途中で滑ってしまい周りは登山者がほとんどになります。
この日も本谷に行くのは私達2人だけだったんで貸し切り状態!
ここからは動画をペタペタ。
エッジが効くことは確認済みだけど、スキーカットもして雪崩れないかも確認。
場所によりアイスバーン化しているとこはあるが、概ね日当たりが良いとこは良い雪質。稜線はカチカチだが、風で飛ばされた雪が谷に溜まっている様子。
Dの上部の滑り、気持ちよさそう!
気持ち良すぎて昇天した様子。隠れコブがあり飛ばされたみたい。
見ているこっちは途中で動画止めてヒヤッとしたけど、本人は「パウダーなんで特に心配なかった。あまりの雪質に調子にのって慎重さをなくしてしまった笑」とのこと。
続いて、自分の様子。ホントいい雪質でした(^^
後は斜度が緩んでからの動画をペタペタ。楽しいことこの上なし!
自分の滑りは谷足がつっぱるのが気になるなー。来年強制しなくては。
無名沢が合流するあたりからモナカに変わり、下部は結構苦労。
でも、上部の最高雪質とプラスマイナスすると圧倒的にプラス!
もし、登りにクライミング要素がもう少しあれば、日帰りで行けるルートの中で最高部類だと思います(^^/
翌日は源流釣行
満足の唐松沢本谷滑走を終えて、翌日はride&fish 源流釣行です。
ポイントがわかんないし、色んな情報も教えてもらいたかったので、白馬のBCガイドジョニーさんにお願いしました。
ジョニーさん、ありがとうございました。
滑走下部のデブリ&滑り跡ギタギタ帯の滑り方、流石です!
いつかもう少し滑れるように・・・
さてさて滑る時は、渓流テンカラをザックに。
八方のゴンドラ乗る時に「それは絶対、車で横づけしてチャッと釣る竿でしょう」と笑われました。
やるぞ内水面漁業活性化事業報告 etc
解禁したのにバックカントリーの投稿が先頭にあってはダメですね(笑)
ちゃんと川の方も盛り上がってきてます。
2月には水産庁からでていたやるぞ内水面活性化事業の報告会に東京国際フォーラムに行き、美味しい御飯を食べてきました。ではなく、段戸川倶楽部のことを報告してきました。
たくさんの方が段戸川C&R区間の取り組みに興味を持ってくださり、感謝です!
これから良い川づくりがひろがるきっかけとなる取り組みとなるはずなので、これからも楽しんでやっていければと思います。
段戸川C&R区間は今年も盛り上がっています。
昨年からの倶楽部メンバーの方に加えて、新規メンバーの方も入って、放流やキックオフ等、良い感じでいけてると思います。
今年は色んな放流資金獲得施策も作っているので、もっともっと楽しめるエリアになるはずです。
メンバーの皆さま、今年もよろしくお願い致します!
バックカントリーとテンカラ、3月は非常に選択が悩ましい時期です( ̄^ ̄)
白馬バックカントリー1/31
ようやく冷え込んできた1月末、白馬にバックカントリーへ。
天気はずっと小雪が降り続き、上部は極上パウダー、中間部はパウダー+クラスト、下部はxxというコンディションでした。
まずは登れ、登れー!ですね(^^
ドロップポイントでパシャリ。
たまーに陽が差す瞬間もあります。
危険度がなかなか高い日だったので、念のため弱層テスト。
さあ、上部の極上パウダーへ!!
ひゃっほー! って動画でもないですが苦笑
心の中では右の谷にもう2ターンくらい落としていきたかったんだけど、尾根から外れてはいけなかったのでなんとか我慢。
それでも「やべやべ、落とし過ぎた」みたいな感じで、この後少し苦労(^^;
続いて、中間部の疎林帯へ。この中は所々クラスト部分があったり地形変化があったりで面白いし難しい。
GoProを持っていかなかったため、一々スマホを出すのが面倒だしバッテリー消費が激しく、写真や動画がない・・残念。
下部は大苦戦。
最後のルート選択をミスり、水が結構流れる沢に降りてしまう。
その後はほとんどつながっていないスノーブリッジをスキーで渡ったり、沢の側壁をスキーを担いでトラバース気味にクライムダウンしたり。
林道までの登りはDラッセルに大変お世話になり(頼もしい!)。
お手軽バックカントリーのつもりが結構刺激的な山行になっちゃいました(^^;
最後は定番?のヘッデンつけて暗い林道を滑り降りて、川の渡渉。
こういうのを考えると、やっぱバックカントリーはゲレンデスキーの延長ではなく、雪山登山の延長と考えた方がいいんだろうねー、なんて帰りの車の中で話す。
たぶんゲレンデスキーだけからバックカントリーに入ると、少しトラブった時にどうにもこうにもならなくなり、事故が増えちゃいますよね。
ゲレンデスキーとバックカントリーの中間に、最近はツリーランエリアが出来たり、ガイドが充実してきたりってのは事故を減らす良い選択肢なんでしょう。
次回は2500mくらいの無木立バーンをどーんと滑りたい。
※ヘッデン下山になるのは、子供を学校に送り出した後に家を出発し、山に入るのは昼という毎度の事情も問題なんですが、これは仕方なし!