反応がないアタリをとる
また、BCの記事が先頭に来てしまっていたので、季節にあわせてテンカラ巻き返し(^^
最近テンカラで練習していることを備忘にメモ。
課題は「反応がないアタリをとる」
つまり、魚が水中で反転する姿も見えなければ、糸ふけもない、ラインがとまることすらないようなアタリです。
<テンカラ新戦術>の中でも高橋さんが「魚はいつも毛鉤を見ていると思う」と言っていた。
まさにそう考えていて、反応がないアタリが実は全体の3割以上はあり、それらのアタリを全て逃しているんじゃないだろうか?と考えたのが事の始まり。
特に、3月のように魚が底深くから動かず活性が低い時にはそうなっていると思う。毛鉤が流れてくれば底付近で近くによって毛鉤をつついたり、観察したりはしているはず。
魚は人間と違って悩んで食欲がなくなったりしないはずで、常に食うことに全力投球してると思うんですよね。
こんなケースをかけれるようになりたい。
で、このような課題に対策は何をしているか?というと「ききアワセ」の徹底。
魚が出る場所を予測し、その数m上流から流すという基本はそのままだが、魚が出る(と予想している)場所では必ずききアワセを入れる。
普通であればラインに変化がなければアワセないが、強制的に必ず入れる。
今シーズン3月は毛鉤を沈めてこれをやっていた。
結果として何が起こるかというと「スレがかり」「毛鉤が口の外側からかかる」ということが増えた。その数は通常のアタリからのHitよりも多かった。
良い結果が出ていると思う。
魚はガン玉やラインとハリスの結び目などをつついている時もある。その時にききアワセをいれると、スレがかりや口の外側からかかるケースが増える。
去年までの普通の釣り方では10回に1回もなかったのが、今年はこれまで半分以上そのパターン!
スレがかりに対して「うまく流すことが出来ずかけれなかった、恥ずかしい」と思っていたのが、今は狙い通りのことをやれているという勲章に笑
盛期であればガバっとでるんで、皆あまり釣果は変わらなくなると思うが、活性が低い時や先行者がいて沈めて対応する時、濁った時などに反応がないアタリをとれるか?どうかで大きく釣果が変わると思う。
仕掛けも少し試していて、フライのドロッパーシステムでやることがある。
つまりリードフライがかけ針になる。おそらく活性が低い時の強力な武器になるのは間違えないが、実験結果としてのスレがかりはいいけど、それを目指したいわけではないのでほどほどに(^^;
あくまでノーマルにくわせる延長で反応がないアタリをとれるようになりたい。
現時点での課題はこんなとこ。
- ききアワセを2回いれる場合の1回目の強さ
- ききアワセでかかった場合の2発目の強アワセ
- ききアワセを入れなくても、少し待てば普通にかかったんじゃないか疑惑(つまり活性が高い時、ききアワセなしでもいけるコンディションとの見極め)
濁った時にも釣れるようになるはずだし、2回のききアワセを入れながらテンポよく打てるのはテンカラならではの武器のはずだ。
ルアーよりも多く反応を引き出せるようになる日が来るか?!