リバーベース塩瀬 稼働中
以前ご紹介していたリバーベース塩瀬、
オープン日前日に大雨で施設が壊れたり
水温上昇のために、管理釣り場がクローズしたり、
色々ありますが、期待してくださっているお客様に支えられ、なんとかかんとか運営しています。
数年後には笑い話になっているといいのですが(^^;
リバーベース塩瀬 クラウドファンディング実施中
以前投稿したキャンプ場&管理釣り場&BBQ施設について、クラウドファンディング実施中です!
河川環境を改善するため、川から地域への経済循環を作るため、様々な目的があるプロジェクト、どうぞよろしくお願い致します。
また、段戸川では2023年シーズンから成魚放流をやめます。
放流に頼らず、長期的に見て魚が増える川、美しい魚が泳ぐ川を目指します。
詳しくはブログをどうぞ。
もうすぐ渓流解禁、バックカントリーに行くのも、もう少しだけかな??
2つの取り組み
年に数回しか更新しないブログです(^^;
さてさて、現在2つの新しい取り組みを開始しているので、メモ。
一つはお世話になっている寒狭川中部漁協様の巴川そばにキャンプ場と管理釣り場を作ること、もう一つは天然鮎を流通させ漁協にお金がまわる仕組みを作ること。
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なぜにClearWaterProjectがキャンプ場を作るかというと、アウトドアブームだから、ではないですね(^^;
主に2つの理由があります。
一つ目、ユーザー数が圧倒的に多いキャンプ層から、友釣りやテンカラをはじめとした渓流釣りに興味を持ってもらい、流入させるモデルを作りたい。
今のように少ないパイを各漁協で取り合うのではなく、親和性の高い50倍以上のマーケットから新規の人口を作っていきたい。
二つ目、川から地域にお金が循環する仕組みを作りたい。
今、釣り人が川に来ても、渓流日券の1,000円、鮎日券の3,000円しかお金が動いていないんですね。
釣り人は結構いるのに、これはもったいないし、このままだとどんどん潰れていってしまう。
自分の周りを見ても、良心的な釣り人の方が多い、つまり「せっかくなら地域の商店や料理店で何かを買おう」とか「ガソリンは釣った場所で入れて帰ろう」という感じの人達です。
せっかくこんな人たちがいるのに、川のそばにお金をまわす仕組みを作らなければ、経済循環は起きません。
川があるだけではダメで、一定の投資をして、食事をする場所や宿泊をする場所、お土産を売る場所などが必要です。
川から地域にお金がまわりだせば、漁協の発言権も増しますし、もっと地域の人達も川に対して関心が出るはず。
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鮎は年券を買ってしまうと、あとはいくらでも釣ってしまうし、釣った鮎が冷凍庫の中で冷凍焼けして捨てられたりしています。
これはめちゃくちゃもったいないですね。
近場でいくと、郡上漁協や和良川漁協等、かなり運営体制がしっかりした漁協さんであれば独自の販売ルートを作り、天然鮎を流通させて有効活用出来ますが、規模が小さい漁協さんでは難しいのが現状です。
そこで、ClearWaterProjectで販売ルートを作り、各漁協さんにお金がまわる仕組みを作るのが「鮎つらら」の取り組みです。
関係する方々に以下の経済メリットが出るように考えています。
①釣り人から買い取る(釣り人メリット)
②店舗等に販売する(消費者メリット、天然鮎は流通させることも難しい)
③鮎が釣れた漁協に100円/匹キャッシュバック(漁協メリット)
最終的には川と鮎を守っている漁協さんにもお金がまわります。
これら2つの活動ともに、ボランティア活動では長続きしないので、きちんとClearWaterProjectの事業として成り立つようにする必要があります。
共通するチャレンジとしては、自分がリーダーとしてやるのではなく、若いメンバーにリーダーをしてもらうこと。
今まで色々やってきましたが、組織を活性化させるためには、自分がポジションをあけることが重要。リーダーとして仕事をすることと、一部で仕事をするのでは圧倒的に経験値が異なります。
実は少し(かなり?)寂しかったりするんですが、ClearWaterProjectがよりよい組織になるにはこれがいいんではないかと思っています。
不帰Ⅲ峰Dルンゼ BCスキー&テンカラ [20220325]
豊富な雪で幸せだった今シーズンも終わりが近づいてきました。
毎年思うのですが、1年に1回は少しピリッとする場所に行きたいのです。
あと、RIDE&FISHというBCスキーと組み合わせたテンカラをやりたい。
という訳で今年チョイスしたのは、不帰Dルンゼ滑走からの南沢テンカラ。
登りを考えて、普段使わない短めの板を持っていくと、解放値が低くてモナカ雪とデブリで踏み込むたびに板が外れるというハプニングにあい、さらにはイワナも釣れずテンカラ不発という結果に終わったのですが、ピリッとは出来たので良しとします(^^
皆さんが気になる情報メモ。
・大滝はまかずに右岸を滑れた⇒ギリギリだったので今後は無理と思われる
・川の渡渉は既に必要だったので、防水対策必須
・林道は最後まで滑れた⇒ギリギリだったので今後は無理と思われる
後は写真でペタペタと。
長い板持ってくればよかったー
という感じでした。
テンカラが不発だったので、翌日は朝6時集合で高原川に行ってしまい、こちらは雨の荒天だったものの、まあまあのが出てくれました。
BCシーズンも終わり、今後はテンカラです。
2022渓流シーズン開幕。2つの釣り人組織(段戸川倶楽部、塩瀬ベース倶楽部)
いよいよ、2022年も渓流シーズンが解禁します。
立ち上げから関係させて頂いている2つのエリアが楽しみなシーズンです。
釣り人中心の段戸川C&R区間
漁協が中心ながら釣り人組織が活躍する塩瀬ベース
既に塩瀬ベースは2月7日から解禁しており、たくさんの釣り人が訪れています。
同じ釣り人組織が運営に携わっていながら、だいぶタイプは違う2つのエリアです。
でも、どちらも内水面の未来に大きな意味があると信じています。
関係してくださっている皆様に感謝です。
今シーズンが終わるころには、色々まとめていけるはず!
// 塩瀬ベース倶楽部での漁協と釣り人共同での成魚放流の様子
// 段戸川倶楽部のキックオフMTGと稚魚放流の様子
子供(小3)バックカントリーデビュー戦
昨日は次女のバックカントリーデビューでした。
ここ最近、残念ながら遭難ニュースで騒がれることの多いバックカントリーですが、経験としては素晴らしいものがあります。
親としては、きちんとリスク管理し、ステップを刻んで安全に山に行ける知識を伝えたい。
短い山行だったけど、雪から頂上で晴れることもあり、恒例の風にもさらされ、適度にエッセンスを感じてもらえたかも。
パラパラと写真を。
まずはあまりパウダーに慣れてないんで、少しゲレンデパウダーで練習。
エッジを使わず、上下動だけで!
さて、登りはじめる。
途中、微妙なくだり。
また登り。
もうすぐ頂上か?!
ついた!
運がいいことに少し晴れ(^^
さあ、滑る斜面はどこだ。
ここ行っとこ。
やっぱり少々苦戦だけど、仕方ないっしょ。
さあ、登り返し。
少々きわどいとこも越えつつ。
安全地帯から滑った斜面を振り返る。
良いデビュー戦でした(^^
同行してくれたDに感謝。
最後に、バックカントリーの遭難問題について。
自分としては、バックカントリーは「ゲレンデスキー・スノーボードの延長」ではなく、「冬山の延長」にあると思う。
数回バックカントリーに行けば、予定ルートから外れる、微妙なトラバースでクライミングっぽいことをする、時間に遅れてヘッデン行動する、登っている最中に雪崩跡を見るというのは普通に起きる。冬山経験がないと、これらになかなか対処出来ないはず。
業界全体として、「冬山の延長」という意識にもっていけなければ、いづれは山岳ガイド協会等が新しいバックカントリー資格制度を作り、それを持っていなければ個人での入山禁止、もし入りたければ山岳ガイドと一緒の場合のみ許可というような法規制が入ると思う。
そうならないように全体の意識改革が進むといいが・・・
釣り人組織第二弾! 夏から冬へ
ますます良くなっている段戸川に続いて、寒狭川中部漁協様とも釣り人による組織作りをお手伝いさせて頂くことになりました。
写真のような沈下橋があり、とても雰囲気のある里山を流れるエリアです。
エリア名、釣り人組織名ともに「塩瀬ベース」という段戸川倶楽部とはだいぶ印象が異なる名称です。
- 塩瀬をベースにして、巴川全域、さらには寒狭川本流に広がる
- 塩瀬をベースにして渓流から友釣り、さらには釣りだけではないMTB等の外遊びに広がる
といった願いがこめられています。
既に渓流だけでなく、鮎ルアー等様々な話が出ており、形にしていくお手伝いを出来ることが楽しみです(^^
そして、あっという間に夏から冬へ。
楽しい夏が過ぎ去るのは寂しいですが、今年も友釣りにテンカラにだいぶ整理出来た年でした。
早く来シーズンが来ないかな(^^
適当に写真を。
11月末には立山でclimb&ride です。
これはこれで楽しみです。