fish&ride 別山谷
あっという間にスキーシーズンが終わりました。
今年最後は別山谷でfish&ride
石徹白から登り、稜線を越えてスキーの機動力を生かして別山谷まで一気に行くという計画。
しょっぱなから石徹白林道が中途半端な雪で、かつ荷物が重すぎてつまずきました(^^;
1日目の行程の半分弱しか進めず、ツエルト内で軽量化しなければ!と思案。
結局、危険は回避できるだろうとアイゼンやバイルも置いていき超軽量化して2日目に臨みます。
稜線上がってのスキーはなかなか快適でしたが、
悪いとこもチラホラ出て、帰りの行程が思いやられる。
結局、帰り時間が気になり30mザイルを一箇所fixして懸垂してしまい、これが裏目に。
地図上ではもう別山谷近くの開けた地形だったのに、更に懸垂が必要な滝が待っていました(^^;
急峻な滝で適当に釣って、あと一歩のとこで別山谷でのテンカラはかなわず撤退となりました。
適当な場所で2日目もツエルト泊し、3日目は石徹白本流まで戻ってテンカラ。
なんじゃそりゃ(^^;
来年行くなら、もう1日予備日を確保しよう!
短くまとめた動画はこちら。TenkaraFromJapan にあげた海外用のやつです。
さてさて、これで今年のBCシーズンも終わりなので、テンカラに鮎にの釣りシーズンが始まります。
段戸川倶楽部活動開始と段戸川C&R区間オープン
今年もこの季節がやってきました(^^
いくつか目玉トピックだけ羅列。
今年の段戸川倶楽部は初めての50人という大人数で運営開始。
今まではよりスムーズに運営出来るようにと人数を絞っていましたが、後ででる釣獲調査があるため、少し人数を増やして運営。はてさてうまくいくでしょうか。
昨年のブラウン講習会の内容から、釣獲調査にチャレンジ開始です。
今後数年を通して、釣り人皆でブラウンとアマゴがどのくらい釣れたかを調査し、釣り人目線でブラウンの影響を確認しようとするもの。
かなり期待してます(^^
電源がない場所に設置しているんで、常時画像を飛ばすと電池容量の問題があり、完全にライブではないものの工夫もしています。
タイムラプス画面を作り、そこでは48時間前からの水量を見れるようにしてて、前々日からの水量変化を見れるので、活性の推測がつきやすいはず。
これで好機の見逃しや、行って水量多すぎてダメでしたの回数を減らせるはず。
また、下流部のZ-X地点を本格的に使用すべく、倶楽部の皆さんとZ-X地点にも入川口を作ったりしています。
今はまだ、発眼卵アマゴ達が目覚めてないんで活性が低い時が多いですが、今年も今後が楽しみです。
川はまだ冬の装いですが、これから少しずつ芽吹き初めて、虫が動き出し、アマゴも活性づくことでしょう。
MasterTenkara英語版をようやくリリース
日本語版のリリースから早一年、ようやく英語版のリリースを開始しました。
一人ではできなかったので、まわりのClearWaterProjectメンバーに感謝です。
とはいえ、まだまだこれからで、今後毎月2本ずつシナリオを追加していきます。
非常に悩みましたが、英語版は日本語版のvimeoと違って、youtubeで無料配信にしました。
より多くの人に日本のテンカラの情報が伝わりますように!
MasterTenkaraだけでなく、オリジナルコンテンツも英語で追加していく予定です。
海外ユーザーの反応もよいようですので、引き続き頑張っていきます。
段戸川C&R区間 ブラウン講習会
水産研究・教育機構の宮本さんにお越し頂き、段戸川C&R区間のブラウントラウト講習会を開いてもらいました!
# コロナが猛威をふるっているので、参加者は段戸川倶楽部メンバーと漁協関係者に限定し、一般告知を一切しない方式
ブラウンの繁殖とアマゴの増殖がどう影響するのか?って勉強会ですが、細かいことはさておき、来シーズンからまた面白い動きが出来そうです(^^
段戸川倶楽部メンバーとA藤組合長が集まり、興味津々、質問しまくりでした。
終わった後はいつものようにdanboに移動し、お楽しみ懇親会。
宮本さんには懇親会にも参加頂き、お互い有意義な時間となりました。
詳細な内容を石垣先生が書いてくださっているので、リンクをペタ。
2020/11/26 立山 初滑り
今シーズン、初滑りに立山へ。
例によって朝は子供達を送り出す必要があるので、現地行動時間はたったの3時間だったけど、久しぶりの白銀ショートトリップを楽しめた(^^
時間がないんで、一の越には上がらず、雄山へ直登するルートを時間が許す限り登り滑り下りる。
雪は例年よりないんだろうけど、久しぶりの岩と雪の景色に気分は上がる。
岩が見えているのも、滑るには辛いけど、景色としてはいいではないか。
最高到達点で滑走準備。
写真ほど斜度はないと思うんで、少しだけカメラが斜めになってしまったか(^^;
さぁー、行きますよー、今シーズン1本目Ð
雄山の社務所も上の方に見えている。
次は自分の2本目。
いやー、雪質わかんないんで慎重にはいくけど、最高ですね!!
もし、登り返して2本目があればぶっとばして滑りたいところ。
途中から雲海が出だしたのも、また良かった。
小刻みに刻みつつ、滑る。
雲海に向けて滑り降りる感覚が堪らない。
残念ながらパウダーはどこにもなし。
滑っている本人しかわからないけど、この3ターン目くらいだけ一瞬飛んだ感じがした。
でっかい景色を見ながら、まあまあ突起している岩に注意しつつ、パウダーではないもの気持ちいいなー。幸せ。
帰りのバスまで雲海は続いた。
こちらではガキ田と呼ばれるらしいが、池塘と雲海の景色はなかなか見ることが出来ない眺めで、ここでテントでも張って酒を飲みたい気分に。
さあー、今日から寒くなってきているようで各地にも雪が降り始めるか。
今シーズンは海外客が少ないはずだから、パウダー天国をゲレンデでも何回か味わえるかも。
テンカラや鮎が終わった寂しさも束の間、また楽しみなシーズンが始まった。
2020段戸川C&R区間 振り返り
あっという間に2020年のシーズンが終了しましたが、2年目を終えた段戸川C&R区間の振り返りを残しておきます。
今年も段戸川倶楽部の皆さんのおかげで、コロナにも負けずたくさんの事に取り組むことが出来ました。
- 入川口整備
- 発眼卵/稚魚/成魚放流
- 6月に実施した毎週末テンカラ講習会
- 飯田さんにお願いしてのルアー講習会
- ボランティアガイド
- オンライン座談会
- クラウドファンディング(203%で達成)
いくつかの写真をペタペタ。
おかげさまで、週末になるとA-G地点の各駐車場がいっぱいになり、入ることが出来ないような状況も。
一方で、これだけ人が入ると、やはりアマゴが過敏になります。
7月以降、簡単に毛鉤やルアーを咥えてくれることが少なくなり、「釣れない!」と感じた方も多いと思います。
C&R区間なので、ある程度のスレはどうしようもないわけですが、もう少し釣りやすい区間を作れるはずなんで、来年はZ-A区間が本格的に利用できるように検討していきます。
今シーズンはSNSでブラウンの投稿も目立ち、それを目当てに来る人も増えました。
ブラウンとアマゴも今後の重要なテーマです。
ブラウンを完全に駆除することはおそらく出来ないですし、どういった形を目指すのか、オフシーズンにそれに関するセミナーも開催予定です。
今後の目玉として、今年はクラウドファンディングのおかげで、過去最大の80,000粒の発眼卵を入れることが出来るようになりました。
コロナに振り回された2020年でしたが、段戸川倶楽部の皆さんのおかげで、また来シーズン以降も楽しみな段戸川C&R区間です(^^