昨日は次女のバックカントリーデビューでした。
ここ最近、残念ながら遭難ニュースで騒がれることの多いバックカントリーですが、経験としては素晴らしいものがあります。
親としては、きちんとリスク管理し、ステップを刻んで安全に山に行ける知識を伝えたい。
短い山行だったけど、雪から頂上で晴れることもあり、恒例の風にもさらされ、適度にエッセンスを感じてもらえたかも。
パラパラと写真を。
まずはあまりパウダーに慣れてないんで、少しゲレンデパウダーで練習。
エッジを使わず、上下動だけで!
さて、登りはじめる。
途中、微妙なくだり。
また登り。
もうすぐ頂上か?!
ついた!
運がいいことに少し晴れ(^^
さあ、滑る斜面はどこだ。
ここ行っとこ。
やっぱり少々苦戦だけど、仕方ないっしょ。
さあ、登り返し。
少々きわどいとこも越えつつ。
安全地帯から滑った斜面を振り返る。
良いデビュー戦でした(^^
同行してくれたDに感謝。
最後に、バックカントリーの遭難問題について。
自分としては、バックカントリーは「ゲレンデスキー・スノーボードの延長」ではなく、「冬山の延長」にあると思う。
数回バックカントリーに行けば、予定ルートから外れる、微妙なトラバースでクライミングっぽいことをする、時間に遅れてヘッデン行動する、登っている最中に雪崩跡を見るというのは普通に起きる。冬山経験がないと、これらになかなか対処出来ないはず。
業界全体として、「冬山の延長」という意識にもっていけなければ、いづれは山岳ガイド協会等が新しいバックカントリー資格制度を作り、それを持っていなければ個人での入山禁止、もし入りたければ山岳ガイドと一緒の場合のみ許可というような法規制が入ると思う。
そうならないように全体の意識改革が進むといいが・・・