ストック型のクラウドファンディング?

「ストック型の収益モデルにしましょう」

 いろんなサイトで書かれていますね。

 

ストック型のモデルとは「一度インフラを作ってしまえば、継続的に収入が入ってくるモデル」。

IT業界でいえば継続的に課金するDropboxや、レンタルサーバーなど、IT業界でなければ携帯電話などが例です。

一方のフロー型のモデルとは「常に工数をかけて何かをしないと、収入が入ってこないモデル」。

IT業界の受託開発や、IT業界でなければ飲食店や引っ越し業者さんなどが例です。

 

経営する側からすると、安定して継続的に収入が入ってくるストック型が当然よいとされますが、「安定してお金が入ってくる = 常に人がお金を払い続けてくれる価値がある」ということです。 

何らかの事業を始めて、すぐにお客さんが「常にお金を払い続けてくれるだけの仕組み」を作るのは難しいため、最初はフロー型モデルで事業を進めめながら、裏でコツコツストック型モデルを作るのが良いです。

 

クラウドファンディングはフロー型

これにあてて考えると、クラウドファンディングはフロー型です。

登録者からのプロジェクト起案文章を校正したり、リターンのやりとりをしたり、結構工数がかかります。

さらにプロジェクト登録は多くの場合、一人が一プロジェクトなので、プロジェクト登録者を発掘するのに説明会を開いたりもします。

経営視点で、これをストック型に近づけるのは どうするか?

 

  1. 文章校正なども出来る限り少なくし、プロジェクト登録者とシステムだけで完結し、運用に人が関与しないようにする。
  2. その他の何か

 

01.については多くのクラウドファンディングが目指す方向性でしょう。

 

さて、ここで経営視点はおいておき、ユーザー視点で考えます。

私達CWPがサポートしたい山・川・海の環境団体はITシステムに精通した人が多いでしょうか?

やはり、他の分野に比べ、ITシステムに不慣れな方が多いでしょう。

そうすると、1.を進めると、経営視点(お金)では良いかもしれませんが、本来の私達CWPがサポートしたい方々の方向性とはずれます。

ITシステムに不慣れな方にとって、全てが自動化されたシステムはどんなに使い勝手がよくても取りつきにくいものでしょう。

なので、なしです。

ではどうしましょう。

カワサポの方向性

ストック型なんで「継続性」がポイントです。
 
  1. 一つのプロジェクト登録者が何度もプロジェクトをあげる「継続性」
  2. プロジェクトなんか関係なしに支援をあつめれる「継続性」
 
01.はカワサポの特徴です。

今もプロジェクトを上げてくれた串原農林様やトンボと水辺環境研究所様とは頻繁に打ち合わせをしています。

内容は、次のプロジェクトだったり、別の仕事だったり。

お互いが「良い取り組みをしているね!」と思うところと一緒にやっているんで、一回で切れずに何度も一緒にプロジェクトを作っていくスキームを作っていきます。

2回目以降は勝手しったる、なんで工数は下がりストック型に近づいていきます。

 

02.について。

今は違いがわかりにくいですが、カワサポには「団体支援」と「プロジェクト支援」の2種類の支援方法があります。

「プロジェクト支援」は普通のクラウドファンディングと同じ方式です。

「団体支援」は継続支援機能をつけれていないのですが、こんな特徴です。

 

  • 団体が行っていることの全体紹介(理念、最終目標など)
  • 目標額、達成率、期限といった情報表示は無し
  • 支援者による支援は、毎年1回継続的に支援される仕組み(←機能未実装)

 

いくつかのプロジェクトを通して「本当にこの団体は面白いことやってるね!」と感じた方々が、プロジェクトにではなく、団体そのものの継続的な支援者になってくれればと考えています。

 

支援者も納得の上ですし、団体にとっても継続的に支援してもらえるのは嬉しい、私達CWPとしてもストック型につながるんで有難いです。

 

まだまだ先は長いですが、ストック型のクラウドファンディング、作っていきます。